うつ病の原因は社会

うつ病の原因となる社会

ガッツポーズ

うつ病の原因となる社会について考察いたします。 うつ病の原因となる社会、それは我々が生きる資本主義のことです。 資本主義では常に競争が強いられるだけでなく、勝ち残れるのは一部の人間です。常に敗北者を生むシステムといえるでしょう。 そのようなシステムは、そのままうつ病の原因となってしまいます。 一部の才能のある人、努力が出来る人を除き、大半の人間は「凡庸」という評価が下されてしまいます。いくら勉強しても、いくら努力しても、評価というバロメーターが順位や偏差値を基準とした線形的プロセスによって導かれるのだから当然のことです。 その中で生き残るということは、誰かを蹴落とすということにも等しく、生半可な気持ちでは生き残れないばかりか、勝者さえもが常にストレスに晒されていると考えることができるでしょう。

勝者のストレスについて

資本主義社会では、勝者にもストレスがかかります。 常に勝ち続けるということ容易ではありませんし、負ければ敗者となるわけですから、手を抜けるものでもありません。 最前線で競うということは、常に進退をかけた一世一代の勝負なのです。 その中でさえ勝ち続けられるのは、ほんの一部の特別な人間であり、大半の人間は途中で凡庸さを受け入れ、敗者のレッテルを貼られる屈辱を味わうことになります。 うつ病の原因となるストレスとは、このような資本主義社会の競争、特に勝者間のストレスであるということが出来るでしょう。敗者であれば、1度味わった屈辱をバネに、挑戦することができますが、勝者は負けたことがないというストレスと常に戦わなくてはなりません。

固定観念がうつ病の原因

固定観念はうつ病の原因になります。 人が生産的に生きるとき、そこには必ず目標があります。目標を見据えて、前を向きながら、必要な努力を続けているとき、人は充実感を感じます。 しかし同時に、目標をもつということは、固定観念に縛られるということでもあります。 目標とは固定されるものであり、簡単に揺らぐようなものではないからです。 その中で問われる競争力や判断力というのは、言い換えれば何かを無視する力に他ならないのです。 それがうつ病の原因となるのです。何かを無視し、一心不乱に目標に向かっていった結果、取りこぼしてしまった大切なものや価値観の存在に気づけなくなってしまうからです。それでは目標を持つことは、ダメなことなのでしょうか。

修正能力を大切にしたい

目標をもつことは、必ずしも悪いことではありません。 修正能力を欠くことが悪いことなのです。修正能力を欠くということは、柔軟性を欠くということに他ならず、それは賢い状態でもありません。 例えば大学受験ですが、大学受験の多くは、例え最高学府であっても、競われるのは情報処理能力です。それは柔軟性というよりは、鍛錬のレベルの話です。鍛錬とは、固定観念に縛られながら、いかに反復を繰り返し自分のものとするかなのです。 これは大学受験だけの話ではなく、社会に出てもその傾向は強く、日本はイノベーションが起こりにくい国といわれています。それが大学受験ひいては教育システムに反映されているという話なのです。うつ病の原因となっているのは、柔軟性をかいた国民性にあるとも言えるでしょう。 固定観念がうつ病の原因となることの考察でした。